dpi Magazine

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第二回は恵比寿でデザイン会社を経営されている岡村様。出会いを感じたと言われたツイードのジャケットを着用され、ご登場いただきました。気温の下がってきた季節に相応しい暖かみの感じられるコーディネイトで、とてもシックな雰囲気を出されています。

時が経つと、より自分のものになる。

まずは、ジャケットについて伺いました。
「以前、ハリスツイードのジャケットを仕立ててから5~6年になります。革のボタン、パッチポケット、背ベルト、エルボーパッチを付けカントリー感たっぷりに仕立てました。今でもジーンズに合わせて着ています」(岡村さん)
有難うございます、ハリスツイードは当店一番人気のアイテムです。dpiでは、岡村様にご注文いただいたボタンをはじめ、いくつものオプションをご用意しておりますので、自分に合った好みに仕立てていただけます。
「愛着をもって着ていると自分の体型に馴染んできて、仕立てたばかりの時よりもフィットしてる感がありますね。僕は胸がそっていて、既製品だと首の後ろが抜けてしまうのでオーダーメイドにしているんですが、体型に合っていると抜けることがなく、着心地がいいんですよ」(岡村さん)
はい、それこそがオーダーメイドの一番の特長でございます。

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服は落ち着いて選びたい。

本日、お召しになられているジャケットもdpiで仕立てていただいたものですね。
「先日、dpi京橋店を訪ねたところ、棚に飾られていた最後の一着分のツイード生地に一目惚れしました。めったにないことですが、そんな時は迷いません。この服地が自分のためにあるような、出会いを感じました」(岡村さん)
お気に入りいただき有難うございます。岡村様はご来店されるのがお好きですか。
「スーツも生地見本を見ながら選びます。京橋店の隠れ家のような落ち着いた雰囲気が安心します。プロのアドバイスがあるのもお店ならではですね。妻と百貨店に出かけることがありますが、試着などの時に人の目が気になって落ち着かず冷や汗が出ます。こんなこと、僕だけですかね(笑)。ですからお店派です」(岡村さん)
dpiの店舗では落ち着いた雰囲気を大切にして、岡村様のようなシャイな方も心よりお待ちしております(笑)。

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良いものを長く愛用する。

こだわられていることはございますか。
「休日でもジャケットの時はポケットチーフを使います。僕の場合、マストです。大げさかもしれませんが、洋服に対する礼儀のつもりです。チーフ一枚で背筋がピンと伸び、服の持つ力を引出す気がします」(岡村さん)
いえいえ、決して大げさではございません。スーツを着用すると良い緊張感が生まれ、心の姿勢まで良くなるとおっしゃられるお客様もいらっしゃいます。ご自身のちょっとした気持ちの変化こそが、服飾の効用の一つでございます。
「それと何でもOKのカジュアル化にはアンチを表明したいです。職場でのノータイが普通になっていますが、それはつまらない。もっと男の遊び心を大切にしたいものです」(岡村さん)
その通りですね。
「ハリスツイードはイギリスの厳しい自然の中から生まれ、地元で多くの人に愛されていますよね。傷んだら繕って、長く人生を共にする。良いものを長く愛用するという哲学にあこがれてしまいます。自分は気に入った一着を誂えて、いつまでもきちんと付き合いたいと思っています」(岡村さん)
良い素材を丁寧に仕上げたものを、大切に着る。そのポリシーは流行とは関係なく、いつの時代でも存在するのではないでしょうか。dpiは、そんな方々のお気持ちに応えたいと思います。